プロフィールの子供欄ってどう書くのが正解なの?

こんにちは!結婚相談所 婚活Debutの栗本です。
今日は 「プロフィールの子供欄ってどう書くのが正解なの?」というテーマでお話したいと思います。

男性が「ほしい」と書いてもいいの?

毎週金曜日21:00~Xで行っているスペースでこのテーマについてお話しました。結果スペースは大盛況!Xでも度々話題になるだけあり、予定時間を30分以上過ぎてもお話が尽きないほどでした。

現在のXでは子供について「欲しい」「欲しくない」どちらについても批判的なリプライが来てしまう状況です。
例えば…「欲しい」という意見に対しては


『女性の都合を無視して子供を欲しがるなんて自分勝手すぎる!』

『年収○○万円以下で子供を欲しがるなんてありえない!!』

といった辛辣な意見が見られます。一方「欲しくない」という投稿に対しては

『子供欲しくない人に婚活してほしくない』

『人としての役割を放棄するのか!』

といったやはり攻撃的なリプライが寄せられています。

こういった状況は結婚相談所を運営している身からするととても悲しい状況です。
現在婚活をされている皆さんは、こういった投稿を目にすると動揺してしまうかもしれません。
「子供欄」の書き方のポイントを書きしますので、ぜひ参考にしてみてください。

プロフィールの子供欄の書き方とポイント

結婚相談所により若干の違いはあるものの、選択肢は「欲しい」「欲しくない」「どちらでもよい/指定なし」の3択となります。
それぞれの選択肢ごとに選び方やポイントを解説していきます。

「欲しい」と書く場合

男性の場合

将来的に子供が欲しいという方は、素直に「欲しい」と記載いただいて問題ありません。ただし次に当てはまる方は、プロフィール欄で子供に関して追加でコメントを記載することを推奨します。

①年齢が40代以上の方
子供ができない可能性も十分理解している旨を記載する。
例)「子供は授かりものと考えていますので、できなかった際は2人での生活を楽しみたいと考えています。」など

加齢による不妊は女性に注目が集まりがちですが、男性も同様に加齢による不妊のリスクがあり、調査によると不妊の原因の1/3~1/4は男性側に何かしらの問題があるといわれています。また一般に40代以上の男性とマッチしやすい年齢層の女性はリスクが高い「高齢出産」となり子供を持つことのハードルが高くなっています。
「子供が欲しい」というのが婚活のきっかけであったとしても、結婚すれば必ず子供ができるわけではありません。特にご自身の年齢が上がっている方は、子供ができなかった場合の人生設計についても考えている旨を一言プロフィールに加えるようにしましょう。

②年収が450万円以下の方
子供の養育にかかる費用について、見通しを示す。
例)「年収は〇歳頃には○○万円程度になり、子育て費用は捻出できる予定です。」「計画的に貯蓄をしており、子育てに備えています。」など

年収が低くても子供を持つことは当然可能です。しかし条件面を見られる相談所婚活では平均年収を下回る年収の方が子供を欲している場合、資金面をどのように考えているのか気になるところです。これは共働き前提であっても同様です。重要なのは年収の高低ではなく、「子育てにかかる費用捻出について見通し・計画を持っているか。」です。年収200万!子供は絶対3人欲しいです!という方がいたら、流石に「おいおい…」と思いますよね。
程度は違えど、子育てとお金の問題は切っても切り離せないため平均年収を下回る年収を記載される方は、資金計画をプロフィールに盛り込むことをお勧めします。

女性の場合

女性の場合、子供が欲しい場合には「欲しい」とはっきり意思表示することが大切です。男性が婚活を始める動機の1番は「子供が欲しいから。」
ですので、子供欄を「欲しい」にしておくだけで男性への強いPRとなります。

ただし35歳以上の女性が妊娠した場合、「高齢出産」となり医学的な妊娠出産リスクが高い状態です。また妊娠までに時間がかかり不妊治療を行う可能性も考えられます。
ご自身が35歳以上の場合、高齢出産のリスクについてしっかりと学んでおくこと、また不妊治療が必要となった際に行うのか、行わないのか(不妊治療は女性側の時間的・肉体精神的負担が高いです。)ご自身の考えを整理しておきましょう

「欲しくない」と書く場合

子供について「欲しくない」という選択肢を選ぶ場合はほかの選択肢よりも少し慎重になる必要があります。

結婚相談所他、婚活の場では子供が欲しいと考える男女が多数派です。そのため「欲しくない」を選択した時点で多数派とのお見合いは成立しなくなります。
もちろん絶対に子供が欲しくない場合でしたらそれでも問題ないのですが「子供が欲しいかわからない」「数年したら欲しくなるかもしれない…」などご自身の意思が不明確な方はこの選択しを選ぶことはお勧めしません。

また「欲しくない」の選択肢を選ぶ方は40半ば以上の方が多い(バツイチですでに子供がいる、年齢的に子供を考えていないなどの理由から。)ため、これより若い年齢の方でこの選択しを選ぶ方はなぜ欲しくないのかをプロフィールに記載することで、申し受けのミスマッチを減らすことができるでしょう。

「どちらでもよい/指定なし」と書く場合

最後に「どちらでもよい」についてですが、この選択肢の使い方は男女で異なります。

男性の場合

男性の場合、「どちらでもよい」の選択肢が最も無難な選択肢となります。子供を作る場合、圧倒的に女性の身体的負担が大きいためなるべく女性の意向に沿いたいと考える方はこの選択肢を選ぶことが多いです。またプロフィールを見た女性視点でも「どちらでもよい」の方のほうが子供を授かるプレッシャーが少なく、好意的に受け止められることが多いです。

女性は35歳以上で「高齢出産」という1つのラインがありますが、男性も同様に35歳あたりから子供を授かる可能性が低くなってきます。(精子の質の低下が起こります。)したがって、婚活Debutでは40代以上の会員様に対してはそういった事実もご理解いただきながら、女性側の意思を尊重する意味も込めて「どちらでもよい」の選択肢を選べれることをおすすめしております。

女性の場合

女性の場合、この選択肢の扱いは男性と少し異なります。上で述べたように男性は女性の意思を尊重する意味を込めて「どちらでもよい」を選択することがあるため、女性はご自身の意思が明確に固まっている場合には「欲しい」「欲しくない」いずれかの明確な意思表示をするのが一番です。

この選択肢をお勧めしない、ということではありませんし、本当に子供はどちらでもよいと考えている場合もあると思います。
ただこれまで子供について考えたことがなく、よくわからないという場合、子供の話は婚活中に否が応でもすることになりますので、これを機に自分の考えがどちらなのか考えてみてくださいね。

「欲しくない」の項目で述べたように「欲しくない」にしてしまうとお見合いが組める方の幅は狭まってしましますが、子供を持つ/持たないという欲求は人間の本質的な欲求でもあるため、無理に子供についての欲求が合わない者同士で交際・成婚したとしてもいずれかのタイミングで二人の関係に大きな溝となって表れてしまいます。
これではせっかくお金と時間をかけて婚活した意味がなくなってしまいますよね。

近年は子供を持たなくてもよいと考えている男性も増えていますので、お見合いを組む数が減ってしまうことだけを恐れて「どちらでもよい」を選択することは避けましょう。子供については婚活で最重要といってもよい価値観になりますので、明確な意思表示が成婚への近道です!まさに急がば回れの精神ですね。

さいごに

ここまでプロフィールの子供欄とその選択肢の選び方のポイントを見てきました。婚活では子供を持つか持たないかは非常に重要なテーマです。
記載の仕方によってお見合いを組める方の層も変わってきますので、仲人と相談しながらご自身にあった選択肢を選ぶようにしてくださいね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

婚活Debut 栗本
婚活Debut 栗本
結婚し、結婚でしか得られない幸せを実感するも結婚のハードルが年々上がっていく社会に疑問を持つ。
結婚を望む人が全員結婚できる社会にするため、28歳で結婚相談所「婚活Debut」を開業。
婚活を頑張る皆さんへのお役立ち情報などを投稿します。